「犬の視点でみる問題行動」

A子さん「うちの犬咬むの。この間も咬まれちゃった!」
B子さん「ほんとに?うちの子も咬むんだよね。」
このA子さんとB子さんの同じ「咬む」といった問題行動でも、要因は違います。同じようにみえる問題行動でも原因は様々で、その原因を取り除かない限り、問題行動は治りません。今回のセミナーでは、よくある犬の困った行動を犬の行動学、きもちで考えてみましょう。
   
<内容> ・犬の社会性ってなあに?
  犬にも人間の子供と同じ様に、正しい社会性を身につける時期があります。この時期にきちんと社会性を身につけないと、
後に問題行動となって現われてしまいます。そうならないためにも、犬の社会性について知っておくことが必要です。
   
  ・英国式ペットの心理行動カウンセリングってなあに?
  ペットの問題行動は、同じようにみえても、要因が異なることがほとんどです。
動物の行動学を学んだ専門家によって、犬猫のきもちを考えながら問題行動となっている根本的な原因を究明します。
そして、行動学、心理学を取り入れて治療していきます。
   
  ・ペットの問題行動ってなあに?
  動物にとっては問題行動ではなくあたり前の行動も、私たちと一緒に生活するうえでは問題行動となってしまうことも
あります。よくある問題行動の症例を犬猫の視点で考えてみましょう。今回は症例として、「咬む」、「吠える」、といった「攻撃行動」と呼ばれる
もの。「おしっこができない」、「うんちができない」といった「そそう」を例にあげてみましょう。
   
<経歴> 佐藤えり奈 
米国ミネソタ大学生態進化行動学科にて動物の行動学を学び、英国応用ペットセンターにて伴侶動物の心理行動学を学び、
伴侶動物行動学・養成資格(英国COAPE公認)を取得。現在、東京と京都にて犬猫心理行動カウンセラーとして活動中。